【この本は、3人のために書きました。】
(1) 頑張り方がわからないで空回りしている新入社員。
(2) 情熱を見失いかけてきた元・新入社員。
(3) 新入社員に、仕事の楽しみ方を教えてやりたい上司。
【「面白い」と思った瞬間、その仕事から解放される。】
不満を言って改善されるほど、
会社は甘くありません。
「お茶くみばかりやらされるために入ったんじゃない」
「コピー取りをしに会社に入ったんじゃない」
「もっとカッコいい仕事にあこがれて入ってたのに、
電話番しかやっていない」
「こんなの誰でもできる」
と言った瞬間に、その人はその仕事から
永遠に解放されなくなります。
そんなことを言っているうちは、
その仕事の意味がまだわかっていないのです。
レストランに入社すると、
まず現場で皿洗いをさせられます。
「皿洗いをするために入ったんじゃない。
こんなのバイトがやる仕事だ」と文句を言う人は、
結局いつまでたっても経営者の意図はわかりません。
「あいつは皿洗いをさせている意味がわかっていない。
わかるまでやらせよう」となるのです。
これは、逆です。
「皿洗いは面白い。コツがいっぱいある」とわかった瞬間に、
皿洗いから脱出できます。
「この仕事はなかなか面白い」と思った瞬間、
その仕事から解放されるのです。
【まず「面白い」と言おう。】
(「まえがき」から)
*
まえがき 「面白い」と思った瞬間、その仕事から解放される。
●第1章 基本を大事にする人が、一流になる。
●第2章 本気の人は、愛される。
●第3章 ミッションに気づくと、ブレなくなる。
あとがき 新入社員のころの自分が、一生のライバルになる。
(「目次」から)
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