【この本は、3人のために書きました。】
(1) 面白くない話を、どう盛り上げればいいかわからない人。
(2) 「ちゃんと聞いていない」と叱られる人。
(3) 聞いていただけなのに、「面白い」と言われるようになりたい人。
【話し手が、聞き手を好きになる。】
恋愛において、もう会いたくないと思われる人は
「面白い話をしてくれた人を好きになる」と思い込んでいます。
これは間違いです。
話し手が聞き手を好きになるのです。
口説けば口説くほど、聞いている側は冷めていきます。
話し手が頑張って話せば話すほど、
ますます聞き手を好きになって、ますます貢いでしまうのです。
聞いているといっても、無言ではありません。
聞き方は、「相づちを打ちましょう」で終わることが
多いのです。
話し方教室はたくさんありますが、
聞き方を教えるところはなかなかありません。
話し方にコツがあるように、聞き方にもコツがあります。
話し方の練習はすでにしています。
話し方はこれ以上覚えなくてもいいのです。
覚えれば覚えるほど、
自分は話がうまいと思って、しゃべりすぎて
失敗します。
トップセールスマンは、、みんな口ベタです。
なかなか話せないので、
ついお客様の話を聞いてしまいます。
それでますます売れるのです。
【相づちより、聞くことに集中しよう。】
(「はじめに」から)
*
はじめに 話し手が、聞き手を好きになる。
●第1章 会話が盛り上がるかどうかは聞き手次第。
●第2章 相手がもっと話したくなるリアクション。
●第3章 一生懸命さは、リアクションでしか伝わらない。
●第4章 どんな話題にでも、食らいつこう。
●第5章 聞き手が、相手の話を面白くする。
おわりに すべらない話をするよりも、相手にすべらせない話をさせる。
(「目次」から)
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