【この本は、3人のために書きました。】
(1)出る杭になって、叩かれている人。
(2)出る杭に、なりたい人。
(3)出る杭を、育てたい人。
【「出る杭」でも、うまくいく人はフォローがうまい。】
一生懸命に、本気で生きている人との会話のなかで、
「出る杭」という言葉を聞くことはありません。
世間で「やりたいことを次々に実現して、好きなように生きている」とか、
「傍若無人でまわりにことをあまり考えないで、発言したら辛口で、毒舌だ」
と思われている人に実際に会うと、腰が低い人ばかりです。
徹底的にフォローをしているのです。
TVで毒舌・辛口トークに出ている人は実際に会うと、まったく別人です。
TVという場で求められる役柄を、サービス旺盛に演じているだけです。
それを見た自称「出る杭」の人は、TVの演出・サービスでやっていることを、
「ああ、やってもいい」という思い込みでマネするのです。
「TVなんか」とメチャクチャなことを言う怒りキャラの人が、
本当に怒りキャラなら、誰もその人を好きにならないし、
TVの仕事も来なくなります。
それを理解できないと子供なのです。
チームの中で仕事をしていく意味が理解できることが、
大人だということです。
【「出る杭」にならないフォローをしよう。】
(「まえがき」から)
* * *
まえがき 「出る杭」でも、うまくいく人はフォローがうまい。
●第1章 自称「出る杭」から、本物の「出る杭」になろう。
●第2章 叩かれることを、楽しもう。
●第3章 仕事を通して、自分を磨こう。
●第4章 コミュニケーション不足で、損をしないようにしよう。
あとがき 妨害が、人生をドラマチックにしてくれる。
(「目次」から) |