【この本を、僕は3人の女性のために書きました。】
(1)好きな人を、振り向かせたい人。
(2)今、つき合っている人に、もっと好きになってもらいたい人。
(3)仕事や友人関係で、もっと好かれたい人。
【魅力のモトとは、自分を磨く火花のことだ。】
真っ赤に燃えた鉄を叩くと火花が飛びます。
焼けた鉄を叩いて冷やしながら、かたい刀にしていくのです。
金属製のグラインダーを回転させて、モノに当てて削る時も、火花が出ます。
火花を出しながら、とがらせていくのです。
同じように、夢中で何かに打ち込んでいる人からは、火花が出ています。
人から出る火花は、目には見えません。
でも、この火花が、人を引きつけるモトなのです。
人は、研ぐモノを見つけ、自分を磨いていくことが大切です。
火花は、かたいモノとかたいモノをぶつけ合わせた時に出ます。
やわらかいモノばかり食べて、やわらかいモノとばかりつき合っていたら、
火花は出ません。
かたいモノで磨いているかどうかが肝心です。
自分は今、何かを研ぎながら火花を飛ばしているか、考えてみることです。
火花を飛ばしているかどうかは、真剣な一面を持っているかどうかです。
目の前のものすべてに常に真剣でなくてもいいのです。
どんなものでも、真剣になるものを一つでも持っている人は、
まわりの人に対しても真剣に向き合ってくれるという印象を与えます。
仕事でもいい。
趣味でもいい。
遊びだって、本当に真剣ならいいのです。
深刻ではなく、真剣になることから、人に好かれるモトが生まれるのです。
(この本から)
※
はじめに 人を引きつける魅力は、学習で身につく。
Chapter1 【人を引きつける魅力】編
会いたくなる人には、理由がある。
Chapter2 【男と女】編
愛する理由。愛される理由。
Chapter3 【自分磨き】編
気づくだけで、人は変わる。
Chapter4 【会話】編
話し方が、魅力の9割。
Chapter5 【ワンランク・アップ】編
その時、あなたを好きになる。
あとがき 魅力のモトとは、自分を磨く火花のことだ。
(「目次」から)
※この本は、2003年6月に三笠書房から刊行された
『3分でフェロモンが出た。』を改筆、再編集して文庫化したものです。 |