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●ビジネス

なぜあの人は会話がつづくのか

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著者 中谷彰宏
出版社 あさ出版
価格 1300円+税
発行年月日 2010年6月12日
商品コード ISBN978-4-86063-401-8

解説文

【この本は、3人のために書きました】

(1) 会話が、とぎれてしまう人。
(2) 苦手な人と、話せない人。
(3) 会話を盛り上げて、チャンスをつかみたい人。


【「今日は、どこまで?」に、真正直に答えないから続く。】

会話は1本の線ではありません。

川の流れのように、微妙に幅を持っています。

これが理解できないと、話の流れに乗れません。

会話の苦手な人は、
流れをかたい1本の線でとらえています。

「どこ行くん?」とか「何しに?」という質問に対して、
きっちり答えなければいけないという思い込みがあります。

だから、「関西人は人のプライバシーにズケズケ入ってくる」と
怒るのです。

でも、決してそういうわけではありません。

会話に慣れている人の場合、
ただ会話を楽しんでいるだけなので、きっちり答えなくていいのです。

関西人の多くもそうなのです。

幅の範囲の中で答えていくと、会話がうねります。

会話は、このうねりが面白いのです。

微妙にズレがあってもかまいません。

きっちり答える会話はおもしろくないのです。

話がすぐ終わるのは、そのせいです。

会話は、かたい棒ではなくて、
1本だけど伸び縮みするゴムなのです。

【ズレを気にしないで、つなげていこう。】

(「まえがき」から)

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