【この本は、3人のために書きました。】 
                     
                    (1) 「何を言ってるかわからない」と言われる人。 
                    (2)   「言うことはわかるけど、納得できない」と言われる人。 
                    (3)   「確かにそうだけど、やる気になれない」と言われる人。 
                     
                     
                    【理解され、納得され、行動してもらうのが、 
                    伝わるということ。】 
                     
                    「伝わる」には3段階があります。 
                     
                    (1)   理解される 
                     
                    伝えている側は、自分はわかっているから、 
                    相手もわかってくれていると思い込んでいます。 
                     
                    聞き手が意味を理解できていなければ、 
                    伝わらないのです。 
                     
                    (2)   納得される 
                     
                    「意味はわかるけど、納得できない」という段階が 
                    あります。 
                     
                    日本語同士なので、意味はわかります。 
                     
                    意見が違ったり、なんのためにそんなことをするのか、 
                    わからないのです。 
                     
                    (3)   行動してもらう 
                     
                    松竹梅にたとえると、「理解される」は「梅」、 
                    「納得される」は「竹」です。 
                    「松」は、「行動させる」ことです。 
                     
                    理解され、納得され、行動させて 
                    初めて本当に伝わったことになるのです。 
                     
                    【「行動してもらうこと」を目標に伝えよう。】 
                     
                    (「はじめに」から) 
                     
                           
                    * 
                     
                     
                    はじめに 理解され、納得され、行動してもらうのが、伝わるということ。 
                     
                    ●第1章 聞き手の気持ちになってみることで、伝わる。 
                     
                    ●第2章 「言いかえる」ことで、伝わる。 
                     
                    ●第3章 「伝え方」を意識するだけで、変わる。 
                     
                    ●第4章 伝わる質問を、しよう。 
                     
                    ●第5章 人に好かれる、伝え方。 
                     
                    ●第6章 伝わるから、笑ってもらえる。 
                     
                    ●第7章 オノマトペで、気持ちを深く伝える。 
                     
                     
                    おわりに 伝わっていないことを、伝える側が知る。 
                     
                    (「目次」から) 
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