【この本は、3人のために書きました。】
(1)いいことを言ってるのに、伝わらない人。
(2)伝わっているけど、感動はしてもらいない人。
(3)話し方で、チャンスをつかみたい人。
【話し方のうまい人は、
たくさんの失敗を経験している。】
夢を実現していける人は、
話し方の勉強をしています。
持って生まれた話し方のうまい人というのは、
実はいないのです。
「あの人は子供の時から話し方がうまい」
と思われている人も、決して天分ではありません。
実は、子どもの時から、
場数を踏んでいて、たくさんの失敗をしてるのです。
「こんな時はどうするべきか」ということを覚えながら、
話し方がうまくなっていったのです。
「私はもともと話し方がうまくないので」と言うのは、
ただ努力していないことに対する言い訳にすぎません。
これではどんな人でも話し方はうまくなりません。
どんなにいいアイデアを持っていても、
どんなに大きな夢を持っていても、
話し方がうまくないとチャンスをつかめません。
ひとたび話し方がうまくなると、
タケノコの先っぽのような夢のキッカケをつかむことができるのです。
例えば、仕事ができるからということで、
リーダーを任せれます。
リーダーは、部下に対して仕事の説明をします。
部下の抱えてる悩みにも上手に答えなければなりません。
仕事を円滑に遂行できるかどうかは、
ここでの話し方がモノを言います。
リーダーになっても、
話し方がヘタでは、いいリーダーになれないのです。
「誰か紹介してください。
私のまわりに素敵な人がいないんです」と言われます。
でも、話し方がヘタな人は、
紹介してもずっと黙っています。
結局、何を話したかわからず、
相手の印象に残りません。
「またこの人に会いたい」と思われるのは、
その人と話がはずんだ時です。
特に、今はメールが
メインのコミュニケーションツールになっています。
ついメールに頼りがちです。
でも、勝負は、面と向かって話をして
「この人ともっと話がしたい」と思われるかどうかなのです。
【夢を実現するために、話し方の練習をしよう。】
(「まえがき」から) |