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●ビジネス

一流の常識を破る【8】「超一流」の会話術

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著者 中谷彰宏
出版社 ファーストプレス
価格 1300円+税
発行年月日 2009年2月5日
商品コード ISBN978-4-904336-26-7

解説文

【この本は、3人のために書きました。】

(1) 会話から、チャンスをつかみたい人。
(2) 会話を、弾ませたい人。
(3) 面白くない会話から、逃げるのが苦手な人。


【「今」「ココ」の話が、一番面白い。】

会話は、冒頭が勝負です。

スロースターターの人は、
「最近面白かったことは?」と聞かれた時に、
手帳を見て
「えーと……面白かったのは、ちょっと前になるんですが」
と言うのです。

「ちょっと前」がすでに面白くないのです。

この人は最近何も面白いことに
めぐりあっていないことがわかります。

「京都行ってきたんですよ。
すごいですね。いや、深いわあ」
と即答すると、その話に熱意を感じます。

「最近どこか行かれました?」
「えーと、どこに行ったかな。
去年の話だけど」と言う人がいます。

「今年は生きてないのか。もう夏なのに」
と思います。

それだけでその話は面白くないのです。

面白いことは、常に今日あったこと、
昨日あったこと、ここに来る前にあったことです。

鶴瓶さんの話が猛烈に面白いのは、
「今楽屋で、マネージャーが笑えるんですよ」
から始まるからです。

会話には、準備が必要です。

アイドリングも高めておかなければなりません。

それはギャグを用意しておくということではありません。

アイドリングが高まっていると、
何を聞かれても即答できます。

正解よりも、即答です。

それで会話がグッと広がるのです。

一番関心のあるところは、
「今」「ココ」です。

面白くない人は古い話から始まります。

「いつもしている話だな」とわかるので、
冒頭のテンションは下がります。

要は、「旬」「リアルタイム」「この瞬間」
「今」「ココ」です。

その場に唯一存在する時間、空気、
空間を共有し合うことです。

熱意を持って話す人は、
何かを楽しんで、生き生きして、
人生を謳歌しています。

その話をしてくれるのは、
自分に好意があるからだと感じられます。

面白い話は、イヤな人でなく
好きな人に話したいのです。

それは話す人を選んでいるのです。

【「ちょっと前の話」より、
「ついさっきの話」をしよう。】

(「プロローグ」から)


プロローグ
「今」「ココ」の話が、一番面白い。

●PART1 続きを聞きたくなる話題の選び方

●PART2 相手をトリコにする話す技術

●PART3 相手を思わず乗せる聞く力

●PART4 「気づく人」になれる聞く習慣

●PART5 会話をハッピーにする質問力

エピローグ 
即答する時だけ、次へ展開する。

(目次から)

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