【この本は、3人のために書きました】
(1)部下にどう接すればいいか迷っているリーダー。
(2)部下を育てられるリーダーを育てたい経営者。
(3)早くリーダーになりたい、志のある部下。
【一番決断の速い人が、リーダーになる。】
リーダーの仕事は、部下の時間を生みだし、
チームのスピードを上げることです。
「時間を生み出す」イコール
「スピードを上げる」ということです。
リーダーほど、時間がなくなり、
スピードが遅くなりがちです。
本来、チームの中で最も速い人が
リーダーになります。
部下にスピードで負けてはいけません。
同時に、常にリーダーには余裕時間も必要です。
部下よりリーダーが忙しいチームは、
もはや崩壊しています。
チーム全体のスピードがドーンと落ちていきます。
リーダーは、
先へ先へと走らなければなりません。
部下から上げられた案件は、
即断即決です。
部下から提案を「預かっておく」と言う人は、
リーダーになってはいけないのです。
リーダーが「おまえ、あれどうなっているんだ」と聞いて、
部下が「今やっています」と言うのは別にいいのです。
部下から「あれどうなりました?」と聞かれて、
リーダーが「今考えている」と言うのは間違いです。
リーダーはおそば屋さんの出前のような返事をしては
いけないのです。
それでは、リーダーになってはいけない人が
リーダーになっているのです。
「オレがこんなに必死で働いているのに、
なんで部下が6時に帰るんだ」と言うリーダーでは
いけないのです。
間違った人がリーダーになっているチームは、
たくさんあります。
そういうチームは、
チーム全体が弱くなってしまうのです。
【ペンディングを、やめよう。】
(「プロローグ」から)
★リーダーに生まれた君の33の具体例★
□ 01.ペンディングを、やめよう。
□ 02.1回の発言で、1分以上話さない。
□ 03.会議中に、話題を変えない。
□ 04.部下を、サポートしよう。
□ 05.部下の反論を、歓迎しよう。
□ 06.自分のエラーを、認めよう。
□ 07.トラブルを、歓迎しよう。
□ 08.裁判官役にならない。
□ 09.自分を飛び越えることを、歓迎しよう。
□ 10.「勝手な行動」を歓迎しよう。
□ 11.部下の10倍、勉強しよう。
□ 12.部下を、目立たせよう。
□ 13.どうでもいい声を、かけよう。
□ 14.叱る前に、根拠を聞こう。
□ 15.部下に「なるほど」と言おう。
□ 16.叱るより、バックアップしよう。
□ 17.ほめるより、「うれしい」を言おう。
□ 18.「ありがとう」の前に、「うれしい」を言おう。
□ 19.「育ててもらった」恩返しをしよう。
□ 20.部下1人ずつに「うれしい」と言おう。
□ 21.仕事を、独占しない。
□ 22.できないことがあることを、歓迎しよう。
□ 23.「1分以上前のこと」は叱らない。
□ 24.「昨日と、違うこと」をしよう。
□ 25.部下に、サービスしよう。
□ 26.「部下の自慢」をしよう。
□ 27.部下の前に、自分を変えよう。
□ 28.ルールをつくって、自分から守ろう。
□ 29.「部下の10倍高い志」を持とう。
□ 30.部下の話に「結論は」と切らない。
□ 31.ムッとした顔で話を聞いていることに、気づこう。
□ 32.「ささいな情報」を共有しよう。
□ 33.自分がいないとできないことを、喜ばない。 |